【経済】「一億総中流」を信じた日本人の行く末…貧困と格差が見せつけた「階級社会」の現実とは [田杉山脈★]

1: 田杉山脈 ★ 2020/07/22(水) 19:36:42.11 CAP_USER.net
高度経済成長期の日本は「一億総中流」などと言われ、格差の小さい国だと内外から指摘されて来た。しかし、社会学者の橋本健二氏は著書『中流崩壊』で、格差は1970年代後半から既に広がり出していたと指摘している。また、日本人の大多数が自身を中流だと認識した理由を分析し、中流階級の実相に迫っている。産業構造の変化や新型コロナ禍により階級の分化が進む今、日本社会はどうなっていくのか。同書より一部を紹介する。 * * * ■世論調査が「中」の回答を誘導 かつて日本を「総中流」の社会だと信じることのできる時代があった。もちろん、この時代にもかなり大きな格差はあった。しかし大多数の人が、尋ねられれば自分を「中」だと答えたし、「日本人の九割は中流だ」といわれても、とくに疑問をもつこともなく、これを信じた。 なぜか。これにはいくつかの理由があった。 まず、質問の仕方が人々を「中」という回答へ誘導するものだった(図)。人々はもともと、自分が社会全体のなかで「上」「中」「下」のどれであるかなどということを、明確に意識しているわけではない。どれかといわれても、しっくりこない人も多い。しかし、この三つから選べといわれれば、「上」でも「下」でもなく「中」だと、消去法的に答えてしまうのである。 しかも「総中流」の根拠とされた世論調査では、「上」と「下」は選択肢が一つだけなのに、「中」は「中の上」「中の中」「中の下」の三つに分かれている。この三つを合計すれば「中」が多くなるのはあたりまえである。だから日本だけではなく、どんな国でも、同じ質問をすれば「中」と答える人が九割前後になってしまう。 しかし第二に、「総中流」がいわれるようになった1970年代の後半は、高度経済成長が十数年続いた直後であり、実際に格差が小さくなっていた。また大部分の人々は、高度成長によって所得が増加しており、その生活水準は実際に、一昔前の「中流」のレベルに達していた。だから日本は「総中流」の社会だといわれても、それほど疑問をもつことがなかった。 さらに人々は、自分の生活水準が社会全体のなかでどのような位置にあるのかを知らなかった。生活の変化が大きかったので、ふだん顔をあわせることのない、学歴も職業も異なる人々と比べて、自分の生活水準が高いのか低いのか、判断がつかなかった。豊かな人々は自分が他の人々より豊かであることを知らず、貧しい人々は自分が他の人々より貧しいことを知らなかった。 ■「中=よきもの」という理想 だから、「あなたは“中”だ」といわれても、これに疑問をもたなかった。そして人々は、「中」あるいは「中流」というものに、ひとつの理想を見出していた。 古代ギリシャの哲学者、ロビンソン・クルーソーの父親、そして近代日本の思想家たちと同じように、「中」はよいものであると考え、みんなが「中」であるような社会はよい社会だと考えた。だから「総中流」には、快い響きがあり、人々はこれを進んで受け入れたのである。 しかしその後、経済格差の拡大が何十年にもわたって続き、21世紀に入ったころには、格差が拡大していること、貧困層が増大していることは、隠すことのできない事実となった。 そして人々は、自分の生活程度が社会全体のなかでどのような位置にあるのかを、かなり正確に自覚するようになった。豊かな人は自分が豊かであることを自覚し、貧しい人は自分が貧しいことを自覚するようになった。こうして人々は、「総中流」を信じなくなった。 このように格差に関する人々の認識や意識が大きく変わった以上、格差の現実をそのままにして、人々に「自分は中流だ」と信じさせることは不可能である。 多くの人々にとって、「中流」は望ましいものであり、「自分は中流だ」と信じることのできる社会は望ましい社会だろう。しかし格差の現実を変えることなくして、つまり格差を縮小し、貧困を解消することなくして、これを実現することは不可能である。 https://dot.asahi.com/dot/2020071500077.html?page=1


70: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:59:54 L/LrBnbj.net
>>1 階級社会を叩くなら、アメリカを叩いたら?

81: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 21:12:55.07 rN5DhmKa.net
ジニ係数という格差を図る国際指標が有るのに、 >>1に列挙しているようなポエムのような指標を持ち出して、 結論ありきの記事を書くライターがメシを食える国は貧困か?

149: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 22:41:01 +31LQesV.net
>>1 朝日新聞は貧困者を見捨てるレイシストである

3: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 19:39:33.59 9YfC2BC3.net
なんでずっと一億総中流の流れのままだと思ってんの

14: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 19:48:50.03 D8rDRVWN.net
上か下かの見分け方。 マクドナルドを食べるかどうか。

16: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 19:49:32.02 XiENJo8a.net
http://o.5ch.net/1osr6.png

22: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 19:54:08.75 KL3IKZ2v.net
>>16 爺の言う通りじゃ

35: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:09:27.45 J+70AbhD.net
いま下流は外に働きに出て、夜行バス乗って旅行に出かけたりしてるんだよね かわいそう、、、

36: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:09:27.59 J+70AbhD.net
いま下流は外に働きに出て、夜行バス乗って旅行に出かけたりしてるんだよね かわいそう、、、

48: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:18:35.07 WlJfQ63V.net
一億総中流なんて言葉はきれいだけど、結局人口の半分は偏差値50未満 DQNとはかかわりたくない 上半分のそれぞれがそう思えばこうなるのは必然

57: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:32:36 jH7o9uXQ.net
小泉と竹中が格差社会を作った

59: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:39:33 BZbwD3Os.net
無能が搾取し 没落時代

68: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 20:58:16 rN5DhmKa.net
タイトルから匂ってるなと思ったら、アエラか

106: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 21:42:22.91 oB3VkFCQ.net
小泉と竹中がこんな格差社会にした。 競争社会が世の中を進歩、発展させると言ったが 逆になった。本当にこんな格差が開く社会になるとは 誰も思っていなかった。完全に騙された。

111: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 21:44:35.33 76/RNK8S.net
>>106 現実は > 競争社会が上級国民だけ進歩、発展させる(残りは底辺と言う名の奴隷へ) ってところだったのかと

123: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 21:54:54.54 /nd8iwij.net
もはや一人当たりGDPでも韓国に負け、身の程を知れよジャップw

126: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 21:57:16.42 chpKEy0z.net
格差こそ、資本主義の醍醐味じゃないか。

132: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 22:04:56.18 fjuamKJE.net
一握りの上流と、愉快な他下級

154: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 22:49:14.81 xcvUI1H8.net
上流以外は中流まで上がることを許してやる という話だったねこれ

158: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 22:54:23.78 9cSJol6N.net
本気で取り合うなよ、朝日の記事だぞ

164: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 23:30:50.72 Q84pY2t4.net
日本では階級社会が定着すると即、政権を打倒する反乱・騒乱が発生してきた

170: 名刺は切らしておりまして 2020/07/22(水) 23:56:01 O0a8koph.net
テキトーに自分の理屈に当てはまる事象を持ってくるだけの学問に意味はない。

189: 名刺は切らしておりまして 2020/07/23(木) 02:05:23.72 nmBDEZ2a.net
どんぐりの背比べちんけな見栄っ張り市場が経済を引っ張ってたのに デフレの大きな要因だろ

192: 名刺は切らしておりまして 2020/07/23(木) 02:37:33 nkbsq4W1.net
今はBが貴族化したから阻止しないと

193: 名刺は切らしておりまして 2020/07/23(木) 02:44:44 Rjg5Q+Bl.net
もともと日本で中流を自称していた階層って、 海外基準だと下層労働者でしかなかったから、 単純に現実が見えてきただけって話では。

引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1595414202/

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